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足三里(あしさんり)に関する説明

足三里(あしさんり)

足のツボ

足三里(あしさんり)【概要】

足のツボ[足三里(あしさんり)]

足三里(あしさんり)は足にあるツボです。膝のお皿から指4本分ぐらい下のスネから指3本外側にあります。ツボは基本的に左右対象なので、足三里も両足にあります。

足三里は足の陽明胃経の経絡に属す36番目の経穴です。

足三里は様々な効能・効果を持つ万能ツボです。足三里は無病長寿の元気ツボとして知られ、松尾芭蕉がこのツボにお灸をして旅をしたというのは有名な話です。

足三里は多くの効果を持ちますが、とりわけ効果があると言われるのは胃腸の働きを良くすることです。足三里は胃腸の働きを整えることで、便秘下痢、吐き気、胃のムカつきなどに効果的とされます。また、胃酸分泌を活発にする働きもあるため、食欲不振を改善する効果もあると言われます。

さらに足三里は足の疲れやむくみ足がつる場合(こむら返り)にも効果があるとされます。

また、足三里は何か不調があった時でなく、毎日の習慣としてこのツボを押すことで風邪をひきにくくなるなど健康な生活を送れると言われます。

その他の「足のツボ」はこちら

足三里(あしさんり)の [経絡]

足の陽明胃経

足三里(あしさんり)の [場所]

足三里は足のスネの外側にあるツボです。膝のお皿の下側から指4本分スネに沿って下にいき、そこから指3本分ぐらい外側にくぼみがあります。スネの脇に太い筋があり、そこを越えた凹みに足三里はあります。

足三里(あしさんり)の [押し方・刺激の仕方]

足三里は低めの椅子に座り、力を抜いた状態で両手の親指を重ねてツボにあてます。他の指は脚を包むように支えます。そのまま少し強めに3~5秒押し、力を抜くを両足とも2~3分繰り返します。

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