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聴宮(ちょうきゅう)に関する説明

聴宮(ちょうきゅう)

耳のツボ

聴宮(ちょうきゅう)【概要】

耳のツボ[聴宮(ちょうきゅう)]

聴宮(ちょうきゅう)は耳にあるツボで、耳珠の中央から少し顔方向にずらしたくぼみにあるツボです。この辺りは耳・聴覚に効く代表的な3つのツボが上から「耳門」「聴宮」「聴会」と並んでいます。

聴宮は手の太陽小腸経の経絡に属す19番目の経穴です。

聴宮は耳の疾患全般に効果的とされます。聴宮の「宮」とは重要なツボを意味します。つまり聴宮は聴覚に重要なツボという意味なのです。

なかでも聴宮は耳鳴りの特効ツボとして知られています。耳鳴りの原因は耳の疾患から高血圧や糖尿病など全身の病気、さらにはストレスや精神疾患まで様々なものがありますが、何故耳鳴りが起きるかはハッキリと明確になっていません。

その為、西洋医学では完全に耳鳴りを治癒するのが難しいというのが現状です。そこで耳鳴りの症状を改善するために東洋医学を用いられることが多くあります。聴宮はそういった場合によく使われるツボなのです。

その他、聴宮は耳門や聴会と同様、難聴、中耳炎、外耳炎などにも効果的とされます。

ツボは基本的に左右対象なので、聴宮も左右2点あります。

その他の「耳のツボ」はこちら

聴宮(ちょうきゅう)の [経絡]

手の太陽小腸経

聴宮(ちょうきゅう)の [場所]

聴宮は耳珠(耳の穴の前にある小さな突起)の中央から少し顔方向にずらしたところ辺りにあるツボです。あご関節の付け根かやや上後方にあるくぼみにあります。

聴宮(ちょうきゅう)の [押し方・刺激の仕方]

聴宮は両手の人差し指を左右のツボにあて、軽く押したり離したりを5~6回繰り返します。

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