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膻中(だんちゅう)に関する説明

膻中(だんちゅう)

胸のツボ

膻中(だんちゅう)【概要】

胸のツボ[膻中(だんちゅう)]

膻中(だんちゅう)は胸にあるツボです。胸の真ん中で乳頭の高さにあります。ツボは基本的に左右対象ですが、膻中は正中線(体の中心を通る線)上にあるツボなので1点のみです。

膻中は任脈の経絡に属す17番目の経穴です。

膻中は東洋医学で気会のツボと言い、気が集まる場所という意味があります。つまり膻中は精神を安定させたり、元気を出したりするのに使われるツボとされています。

具体的にはイライラや不安感、ストレスからくる不眠症などを解消するのに効果的なツボと言われます。さらに動悸を鎮めるのにも膻中のツボが使われることがあります。

精神的なストレスが溜まっていたり、うつ状態の時に膻中のツボを押すと痛みを感じると言います。

その他にも膻中のツボは女性ホルモンの分泌を促進したり、乳腺炎や母乳の出が悪い時などに効果が期待できると言われます。

その他の「胸のツボ」はこちら

膻中(だんちゅう)の [経絡]

任脈

膻中(だんちゅう)の [場所]

膻中は胸の中央にあるツボです。左右乳頭を結んだ線の真ん中に位置します。

膻中(だんちゅう)の [押し方・刺激の仕方]

膻中は親指の腹をツボにあて、軽めの強さで3~5分程度押します。

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