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カレンデュラ(キンセンカ)に関する説明

カレンデュラ(キンセンカ)

カレンデュラ(キンセンカ)【概要】

  • カレンデュラはキンセンカ、マリーゴールドと呼ばれることもある。
  • ヨーロッパではメディカルハーブとして扱われている。
  • 肌荒れや生理痛など女性が気になる症状に効果的。

カレンデュラは地中海原産のキク科の二年草で、キンセンカ(金盞花)やマリーゴールド(ポットマリーゴールド)と呼ばれることもあります。

カレンデュラの語源はラテン名の「月の第1日目」というローマ時代の呼び名で、転じて1ケ月のことをいい、花期の長いことを意味します。別名のキンセンカは金のさかずきのことで花の形から由来しました。

 カレンデュラは地中海沿岸の温帯に分布し、日本には1600年代に渡来しました。 カレンデュラは世界中のどこの庭にもあり、長い間インド、アラブ諸国、ギリシャなどでもっともよく使われる薬草として利用されてきました。

ロシアでは大量のカレンデュラが薬草として栽培され「ロシアのペニシリン」と呼ばれるほど汎用されています。

現在、カレンデュラはヨーロッパを中心にメディカルハーブとして利用されており、代表的なハーブティーの材料となっています。

主な成分と効能や効果

カレンデュラには抗炎症作用、消毒や抗真菌作用、筋肉の緊張や痙攣を静める作用、外用としては傷の治癒を早めたり、傷口の出血を止める効能があるとされます。

ハーブとしてのカレンデュラは次のような効果が期待できます。

  • 肌や粘膜、血管などを修復する。
  • 肌荒れの改善。
  • 内服としてリンパ節の炎症、口内潰瘍、胃潰瘍の改善。
  • 口内炎や咽頭炎にうがい薬として用いる。
  • 外用で脚の潰瘍、痔核、小さな切れ痔、湿疹に用いる。
  • 生理痛(月経痛)の軽減。(生理日の数日前から服用すると月経症状が軽くすむといわれている。)

カレンデュラの有効成分としてトリテルペン、カロチノイド、サポニン、フラボノイドなどが含まれています。

カレンデュラのハーブティーの作り方と飲み方

カレンデュラの花と葉を乾燥して用います。花の大きさにより1~2個をコップ1杯の水に入れ5~10分間煎じて、1日2~3回に分けて飲用します。

カレンデュラ(キンセンカ)に含まれる健康成分

カレンデュラ(キンセンカ)に含まれる健康成分には以下のようなものがあります。

□カレンデュラ(キンセンカ)に含まれる成分(カロテノイド)の効果があると思われるもの
血液サラサラ / 抗酸化作用 / アンチエイジング / ガン(癌) / ・・・もっと見る
□カレンデュラ(キンセンカ)に含まれる成分(サポニン)の効果があると思われるもの
アンチエイジング / 薄毛(はげ) / 肥満 / 動脈硬化 / コレステロール / 抗酸化作用 / 血栓 / ・・・もっと見る
□カレンデュラ(キンセンカ)に含まれる成分(トリペルテン)の効果があると思われるもの
□カレンデュラ(キンセンカ)に含まれる成分(フラボノイド)の効果があると思われるもの
脳卒中 / 動脈硬化 / ストレス / 抗酸化作用 / 高血圧 / 血行促進 / 血管強化 / ・・・もっと見る
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