■アロエの説明
アロエは昔から「医者いらず」と呼ばれ、薬用として重宝されてきた植物です。アロエの葉はゼリー状の肉質で、肌荒れやすり傷、やけどなどの外用薬として使われています。
アロエの原産地は南東アフリカのマダガスカルです。アロエはもともと高温乾燥地域に集中する植物で、中国大陸を経て日本に伝わりました。紀元前4世紀、アレキサンダー大王が兵士の治療薬としてアロエを確保するため、ソコトラ島を征服したという記録もあります。
アロエに含まれる苦味成分のアロインは胃腸の調子を整えたり便秘改善に役立ちます。同じく苦味成分のアロエエモジンも胃液の分泌を盛んにして胃の働きをよくる働きがあり、二日酔いの改善にも効果があります。アロエのネバネバした成分は、ムチンとアロエウルシンです。ムチンには胃の粘膜や肌に潤いを与える作用があるので、美肌にも有効です。
アロエは少々苦味はありますが、ハチミツ漬けや野菜炒め、ジュースに加えると食べやすいです。現在では粉末状やお茶にしたアロエや、サプリメントのアロエなども出回っているので、手軽に摂ることが出来ます。
[アロエの種類と仲間]
●アロエベラ
近年になって日本に伝わったアロエです。食用として使いやすいアロエです。苦味のあるアロエベラの表皮をとり除き、飲料としても使われています。
●キダチアロエ
キダチアロエは粉末状にしてさまざまな食品に配合されています。飲料用のキダチアロエは苦味があります。キダチアロエは日本で最も見かける品種で、健康維持、美容に重宝されています。
●ジャンボアロエ
ジャンボアロエは日本南部に多く自生しています。ジャンボアロエは主に健康食品や化粧品などに使用されています。
●ケープアロエ
ケープアロエとは南アフリカのケープタウン産のアロエの総称です。ケープアロエの多くが医薬品(便秘薬など)の原料として使われています。
※そのほか、雑種を含めて300品種以上ある。
[アロエの主な生理機能成分(推定機能)]
●アロイン(便通促進、胃壁保護)
アロインはアロエの葉の皮の部分に含まれる苦味成分。アロインは便通を促進する作用があります。アロインは胃壁や十二指腸の粘膜を保護し、胃腸を健康に保つ働きがあります。
●アロエウルシン(胃壁保護)
アロエウルシンはアロエのネバネバした果肉に含まれる成分です。アロインは主に胃潰瘍を改善、皮膚の再生を促す作用があります。
●アロミチン(抗菌作用)
アロミチンはアロエの果肉に含まれています。アロミチンには解毒・抗菌作用があります。
[アロエの期待される効果・効能]
消化促進 便秘改善 美肌効果 皮膚・粘膜の保護 胃潰瘍予防 抗菌・殺菌作用
■アロエに含まれる健康成分
アロエに含まれる健康成分には以下のようなものがあります。
アロイン (バルバロイン)
□アロエに含まれる成分(アロイン (バルバロイン))の効果があると思われるもの 便秘 / 胃腸病 / 二日酔い / アロエシン
□アロエに含まれる成分(アロエシン)の効果があると思われるもの 殺菌作用 / 美白 / しみ・そばかす / アロエウルシン
□アロエに含まれる成分(アロエウルシン)の効果があると思われるもの 十二指腸潰瘍 / 胃潰瘍 / アロエニン
□アロエに含まれる成分(アロエニン)の効果があると思われるもの 胃酸過多 / 整腸作用 / 健胃作用 / アロエエモジン
□アロエに含まれる成分(アロエエモジン)の効果があると思われるもの 健胃作用 / 便秘 / 整腸作用 / 二日酔い / アロミチン
□アロエに含まれる成分(アロミチン)の効果があると思われるもの ガン(癌) / 抗ウィルス / 免疫力強化 / アロエチン
□アロエに含まれる成分(アロエチン)の効果があると思われるもの 肝臓病 / 膀胱炎 / 虫刺され / 擦り傷・切り傷 / 喘息 / 魚の目 / 水虫 /
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