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便秘に関する説明

便秘の原因

便秘の原因には主に次のようなものがあります。

 ●食事内容や食事の仕方
 ●水分不足
 ●生活リズムの乱れ
 ●腹筋の衰え
 ●ストレス
 ●便意の消失
 ●病気(主に胃腸)
 ●女性特有の原因

便秘の原因[1] 食事内容や食事の仕方

便秘を考える上で最も重要なのは食事です。食事に問題がなければ便秘になる確率はかなり低くなります。では便秘になりやすい問題となる食生活とはどんなものでしょう。

1.食事時間が不規則
食事時間が不規則になると生活リズムが崩れ、自律神経の不調のつながります。自律神経の働きが低下すると大腸の蠕動運動がうまくいかなくなり便秘になります。不規則な食事が原因となるのは弛緩性便秘のタイプです。

2.朝食を食べない
朝食を食べると胃・結腸反射が強まり、便意を起こしますが、朝食を抜くと胃や腸がなかなか活動を始めないまま一日がスタートしてしまうことから排便習慣を整えることができず便秘になりやすくなります。直腸性便秘は朝食を抜くことが原因となる場合があります。

3.ダイエットなどで食事の量が少ない
食事の量が少ないと排便できず、便が大腸に溜まっていきます。便が大腸に溜まると、水分が吸収され固くなり排便しにくくなる結果、便秘となります。ダイエットの場合でも、食物繊維と水分は気をつけて摂るようにしましょう。

4.偏った食事をしている
肉類が中心の食事やジャンクフードばかり食べているような場合は便秘になる確率が高まります。便のもととなるのは食物繊維です。食物繊維を摂らない偏った食事をすれば便秘になるのは当然とも言えます。

便秘の原因[2] 水分不足

水分不足は便を固くし、便秘を起こしやすくします。人間は1日に約1~2リットルの水分を補給する必要があると言われています。また水分は知らないうちに毎日かなりの量が出て行っています。

腸の働きが弱くて便秘がちな人は努めて水分を摂る必要があります。ただし水分だけでは不十分です。水分とセットで食物繊維を摂る必要があります。水分だけですと腸に吸収されてしまいますが、食物繊維を同時に摂ることにより、食物繊維が水分を吸収して排便をしやすくします。

便秘の原因[3] 生活リズムの乱れ

生活リズムの乱れは排便習慣を狂わせ、便秘がちな体質にしていきます。また生活リズムの乱れは自律神経の乱れにもつながります。

胃や腸の動きは自律神経がコントロールしています。自律神経には交感神経と副交感神経があります。副交感神経が優位になると胃腸機能は高まりますが、自律神経のアンバランスはけいれん性便秘弛緩性便秘の原因にもつながります。

便秘の原因[4] 腹筋の衰え

大脳から便排泄の指令が出ると、直腸が収縮し便を押し出そうとします。その時、腹圧をかけていきむことでスムーズな排便を行うことができます。

運動不足などで腹筋が衰えていると腹圧を十分にかけることができないため排便しにくくなり、弛緩性便秘につながります。高齢者や妊娠した女性に便秘が多いのも腹筋が緩んでいることが要因の一つとなっています。

便秘の原因[5] ストレス

ストレスは腸の働きに支障を及ぼし便秘や下痢の原因となります。ストレスを受けると交感神経がアンバランスに働き、腸を痙攣させたり、蠕動運動を低下させてしまいます。この結果、過敏性腸症候群の一つであるけいれん性便秘を誘発することになります。

また旅行など環境がかわるストレスでも、同様の理由から一過性単純便秘を誘発します。ただし、この便秘は一時的なストレスなため短期間で便秘が解消します。

便秘の原因[6] 便意の消失

通常直腸に便が溜まると大脳へ排便の指令が出され、便意を催します。しかし、現代生活では便意を我慢しなければならない状況が多々あります。

しかし便意を我慢し過ぎると直腸がだんだん刺激を感じなくなり、やがて便意を消失するようになってしまいます。

そうなると、直腸に残った便は水分が吸収され固くなり更に排便しにくくなるという悪循環に陥ります。これが最近若い女性に増えている直腸性便秘です。

一度、失われた便意を取り戻すことは簡単なことではありません。食後には時間に余裕を持ち、小さな便意でも逃さないライフスタイルにすることが重要です。

便秘の原因[7] 病気

病気が原因でも便秘になることがあります。そのような便秘を症候性便秘といいますが、症候性便秘を起こす主な病気には次のようなものがあります。

1.腸捻転
便秘とともに激しい腹痛や嘔吐の症状がでます。

2.慢性腸炎
便秘とともに鈍い腹痛や発熱を起こします。

3.腸管癒着
便もオナラもでなくなります。激しい腹痛を起こすこともあります。

4.腸閉塞
便やガスがたまってお腹が張り、強い腹痛も起こります。

5.大腸ポリープ
便やガスがたまってお腹が張ります。

6.大腸がん・直腸がん
便秘と下痢が交互に起こります。血便やタール状、粘液性の便がでることがあります。

7.子宮筋腫
お腹がふくれてきます。貧血の症状がでることもあります。

その他にも甲状腺機能低下症やうつ病、心身症などでも便秘になることがあります。

病気による便秘か否かを判断する第一の注意点は腹痛があるか無いかです。腹痛を伴う便秘は病気の場合が多いようなので医師に相談してみましょう。また急な便秘で嘔吐や発熱を伴う場合は腸捻転や腸閉塞の疑いがあるので、すぐ医者にいきましょう。慢性的な便秘も大腸がんや大腸ポリープの可能性があるので定期的に検査をしましょう。

便秘の原因[8] 女性特有の原因

女性に便秘が多いとされるのは主に3つの要因があるとされています。

1.ホルモンの影響
女性ホルモンには黄体ホルモンと卵胞ホルモンがあります。このうち、黄体ホルモンは腸の蠕動運動を低下させることが分かっており、それが便秘の原因となることがあるようです。生理中や妊娠中に便秘が多いのも、その時期にこの黄体ホルモンの分泌が盛んになるためと考えられています。

2.腹筋の弱さ
一般的に女性は筋力が弱く、腹筋も例外ではないため女性は便秘になりやすいと言えます。

3.ダイエット
ダイエットを行うとどうしても食事の量が少なくなるため便秘になりやすくなります。ダイエットをする場合は食物繊維をとりましょう。

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