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痛風に関する説明

痛風

痛風【概要】

  • 痛風とは高尿酸血症という病気が進行して現れる発作症状。
  • 痛風の原因はプリン体。
  • 痛風の発作は一時的だが放置すると症状が悪化する。

痛風とは高尿酸血症という病気が進行して現れる発作症状の一つです。足の親指の付け根など主に下半身の関節に症状がでますが関節の病気ではありません。症状は「風が吹いても痛い」というくらい激痛で、痛風という名前もそこからつけられています。

痛風の症状

痛風の症状は初期症状の発作とその後の症状に分けられます。

痛風の初期症状

多くの場合、足の親指の付け根が腫れて激痛がはしります。1、2日間で腫れと痛みはピークになり、2週間前後でおさまります。

痛風を治療しないと

痛風の初期症状をそのままにしておくと半年から1年後に痛風の発作が繰り返し起こるようになり症状が悪化します。発作は膝や足首などの関節に症状がでる場合もあります。

痛風の症状が悪化すると関節の変形や破壊が進み、歩行も困難になってきます。また耳などに痛風結節という腫瘤ができることがあります。

さらに症状が進むと腹部の激痛や血尿、発熱などが現れ、肝機能が低下します。尿毒症の症状が現れることもあります。

痛風の原因

痛風の痛みの原因は高尿酸血症により尿酸塩という結晶が関節の骨膜に沈着することにあります。この尿酸塩が溜まりやすい関節が足の指の付け根なのです。

痛風の根本原因は高尿酸血症ですが、高尿酸血症とは血液中の尿酸の濃度が慢性的に高くなる病気です。尿酸値が7mg/dl以上になると高尿酸血症と言われます。

尿酸とは、殆どの食べ物に含まれているプリン体が体内で分解されてできる老廃物です。通常、尿酸は肝臓で処理され尿として排出されます。

しかし肝臓で処理しきれないほど尿酸が増えると体内に蓄積され、高尿酸血症となります。そして蓄積した尿酸はナトリウムと結合し尿酸塩になります。その尿酸塩が関節に溜まり痛風の発作を引き起こします。

簡単に言うと痛風の原因は食べ物に含まれるプリン体です。

痛風になりやすい人

痛風になる人の傾向として、30歳以上の男性、大食漢でお酒をよく飲むことがあげられます。痛風は遺伝的要因も大きいと言われており、家族・親族に痛風になった人がいる場合は痛風発症の確率が高くなります。

また血圧を下げる薬やアスピリンの長期服用が痛風の原因になることがあります。さらに肝臓に障害がある場合も痛風になりやすいと言えます。

痛風の予防・対策

痛風は食事で予防できます。まず肥満傾向にある人は標準体重まで減量しましょう。次にプリン体の多い食品を控えるようにしましょう。

●プリン体の多い食品
・ビール
・イクラ
・レバー
・うに
・白子
・あん肝
・えび
・etc.

その他、「水分を摂る」「軽度な運動」「ストレス解消」「体をアルカリ性にする」なども痛風予防に効果的と言われています。

痛風に効果的な食品・成分

痛風の予防としてはプリン体を控えることが一番ですが、既に尿酸値が高くなっている場合は、それと合わせて尿酸を軽減する食品や成分を摂ることが有効です。

尿酸を軽減する食事や成分には次のようなものがあります。

体をアルカリ性にする食品・成分
体をアルカリ性に傾けることで酸性の尿を中和することが期待できます。体をアルカリ性にする成分はナトリウムカリウム亜鉛マグネシウムなどのミネラルで、これらを多く含む食品は以下のようなものがあります。

ほうれん草
ごぼう
さつまいも
にんじん
里芋
ひじき
ワカメ
昆布
きのこ
大豆
梅干し
メロン等の果物全般

クエン酸
クエン酸も体をアルカリ性にする作用があります。また、疲労物質である乳酸が多い時は体が酸性に傾くのですが、クエン酸は乳酸を抑制する働きもあるので、その意味でも痛風に効果的と言えます。クエン酸はレモングレープフルーツや梅干しに含まれています。

利尿作用のある食品・成分
尿をたくさん出すことによって尿酸を排出することも痛風予防に効果があります。ただし、この場合は十分な水分補給とセットです。利尿作用のある食品は緑茶紅茶コーヒーなどで、成分としてはカフェイン、カリウム、クエン酸などです。

痛風の治療

痛風の発作が起きた時はまず関節の痛みをとる処置を行います。この場合は病院(整形外科もしくは内科)に行くことが何よりも先決です。もしすぐに行けない場合は応急処置として、患部を冷やし安静にしましょう。マッサージをしたり、バファリン(アセチルサリチル酸)などの薬を使うと症状が悪化しますので絶対に止めましょう。

病院では痛み止めの鎮痛薬や冷湿布などで集中的に治療を行います。痛みは大体3、4日で治まると言います。

発作が治まったら、次に高尿酸血症の治療を行います。基本的には食事療法と薬物療法によって尿酸を下げる治療になります。

痛風の発作が治まると無症状になりますが、そのまま高尿酸血症の治療を行わないと必ず次の発作が起き、症状も酷くなっていくので、必ず治療を行いましょう。

痛風に効果があると思われる食品成分

痛風に効果があると思われる健康成分には以下のようなものがあります。

□痛風に効果があると思われる亜鉛を含む食品
スピルリナ / 卵(たまご) / ソーセージ / 馬肉 / かに(蟹) / レバー / バナバ / ・・・もっと見る
□痛風に効果があると思われるカフェインを含む食品
烏龍茶(ウーロン茶) / コーヒー / ココア / 緑茶(お茶) / チョコレート / 紅茶 / ・・・もっと見る
□痛風に効果があると思われるカリウムを含む食品
羅布麻茶(ラフマ茶) / 大麦若葉 / ズッキーニ / さわら(鰆) / きんかん / セロリ / ノニ / ・・・もっと見る
□痛風に効果があると思われるクエン酸を含む食品
りんご酢 / ガマズミ / ヤマモモ(山桃) / クサボケ(草木瓜) / 黒酢 / 洋梨(西洋梨:セイヨウナシ) / すもも(スモモ) / ・・・もっと見る
□痛風に効果があると思われるナトリウムを含む食品
ベーコン / 塩(食塩) / ソーセージ / ・・・もっと見る
□痛風に効果があると思われるマグネシウムを含む食品
セージ / コンフリー / カシス / バナバ / クロレラ / 橙(ダイダイ) / チェリモヤ / ・・・もっと見る
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