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アルツハイマーに関する説明

アルツハイマー

アルツハイマー【概要】

  • アルツハイマーは"忘れたこと"自体を忘れてしまう認知症の一種
  • アルツハイマーの原因は大量の脳細胞が死滅することと考えられている
  • アルツハイマーの予防は生活習慣病の予防と同様のことが効果的

アルツハイマー病とは記憶など認知機能の低下を引き起こす認知症の一種です。認知症の半分はアルツハイマーと言われています。アルツハイマー病はアルツハイマー型認知症もしくはアルツハイマー型痴呆とも言われます。

アルツハイマーは最近、人口の高齢化によって増加しつつあり、特にこの疾患によって本人だけでなく、介護の困難さなどから社会問題にもなっています。

アルツハイマーの症状

アルツハイマーは人や物の名前を覚えられないなどの記憶障害や怒りっぽくなるなど性格の異常から始まり、外出すると一人で戻ってこれなくなるなど介護が必要なほど日常生活に支障が出てくるようになります。

重度になってくると、家族のことだけでなく自分のことも分からなくなってきます。そして最終的には寝たきり状態になります。これらの症状が数年から数十年かけてゆっくり進行するのが特徴です。

尚、記憶障害の度合いですがよく「最近、物忘れがひどくなったのですが、大丈夫でしょうか?」と医師に相談する方が多いようですが、自分で物忘れが自覚できるようであればまず心配ないようです。

もし自覚が無く、周囲の人が貴方の物忘れを指摘するようであれば一度検査を受けた方がよいでしょう。

アルツハイマーの原因

アルツハイマーの原因の正確な原因はまだ解明されていませんが、脳細胞の中に異常な物質が蓄積することによって、大量の脳細胞が変性し、死滅することが原因であろうと考えられています。

”異常な物質”に関しては以下の説が有効なようです。

●アミロイドβ(アミロイドベータもしくはベータアミロイド)
繊維上のたんぱく質の一種で器官内に異常蓄積すると神経細胞に悪影響を及ぼすとされています。このアミロイドβが脳細胞に蓄積していくことがアルツハイマーの要因の一つと考えられています。

●アミロイドβペプチド43
アミロイドβ(Aβ40及びAβ42)の亜種(Aβ43)。アミロイドβへの治療だけでは病状の進行を止めることが難しかったことから更に研究を進めたところ、アミロイドβペプチド43がアルツハイマー病の発症に極めて重要な促進因子ということが確認されたようです。

●クラミジア菌
アルツハイマー患者の脳を検査したところ90%の人にクラミジア菌が発見されたことから、アルツハイマーの要因の一つと考えられることがあるようです。

また最近、アルツハイマーがどのような人々に多く認められるのかという研究が行われ、次の四つの条件がその危険因子と考えられているようです。

1.以前に失神するほど強く頭を打ったことがある
2.休日に寝て過ごすことが多い
3.趣味があまりない
4.小児期から運動が嫌い

これらの四つの条件にあてはまるから、必ずアルツハイマーになるとは限りませんが、その確率が高くなることは事実のようです。

アルツハイマーの予防

アルツハイマーは生活習慣によって発症リスクを軽減できると考えられています。アルツハイマー予防に効果的な生活習慣は以下のようなものがあります。

●魚と野菜果物を中心とした食生活。
●20分以上の軽いジョギングなど有酸素運動を週2~3回以上行う。
●十分な睡眠
●1日最低10分程度、脳を使うトレーニングを行う。ゲームや読書などでもよい。
●30分程度の昼寝。※1時間以上の場合は逆に害になる恐れがあるとのこと。

基本的な考え方として、アルツハイマーの一番の要因はアミロイドβという前提があります。アミロイドβは本来インスリン分解酵素が分解してくれます。しかし、インスリン過多になるとインスリンを分解するだけで限界になり、アミロイドβは分解されずそのまま蓄積されます。その結果、アルツハイマー病になってしまうという考え方です。

それはインスリン過多にならないことが、一番のアルツハイマー予防という考え方です。つまり生活習慣病の予防、特に糖尿病の予防をすることはアルツハイマーの予防にもなるということです。

その他にも赤ワインを毎日飲むといったことも効果的と考えられているようです。

アルツハイマーに有効な栄養成分

アルツハイマーに有効な栄養成分としては、魚に含まれるEPADHAなどの脂肪酸や、ビタミンCビタミンEβカロチン、赤ワインに含まれるポリフェノールレスベラトロールなども良いとされます。

また、の神経伝達物質であるコリンも効果があるとされます。コリンはレシチン(ホスファチジル・コリン)の形で摂取することが効果的とのことです。

アルツハイマーの治療

アルツハイマーの治療は主に薬物治療が中心となっていますが、根本的な治療法は解明されていません。現在は2種類の薬物治療法が行われています。

●コリンエステラーゼ阻害薬
脳の神経伝達物質であるアセチルコリンの分解を阻害することで脳内の神経伝達を促進させる薬物療法。

●NMDA阻害薬
アルツハイマーに伴うグルタミン酸の過剰分泌を抑え、記憶に関する神経の働きを改善する薬物療法。

アルツハイマーに効果があると思われる食品成分

アルツハイマーに効果があると思われる健康成分には以下のようなものがあります。

□アルツハイマーに効果があると思われるEPA(エイコサペンタエン酸)を含む食品
タチウオ(太刀魚) / ヤツメウナギ(八目鰻) / カンパチ(かんぱち) / くじら(鯨) / マグロ(鮪) / トビウオ(とびうお) / さば(鯖) / ・・・もっと見る
□アルツハイマーに効果があると思われるコリンを含む食品
カモミール(カミツレ) / レバー / そば(蕎麦) / 牛肉 / 大豆 / 卵(たまご) / カキドオシ / ・・・もっと見る
□アルツハイマーに効果があると思われるDHA(ドコサヘキサエン酸)を含む食品
タチウオ(太刀魚) / ヤツメウナギ(八目鰻) / 舌平目(シタビラメ) / カワハギ(皮剥) / トビウオ(とびうお) / マグロ(鮪) / たらこ(鱈子) / ・・・もっと見る
□アルツハイマーに効果があると思われるビタミンCを含む食品
菊花(キクカ) / エルダーベリー / サンザシ / 杜仲茶 / コンフリー / ハム / ベーコン / ・・・もっと見る
□アルツハイマーに効果があると思われるビタミンEを含む食品
バター / 豆苗 / ひまわり油 / アボカドオイル(アボカド油) / プラセンタ / 菊(食用菊) / オリーブオイル / ・・・もっと見る
□アルツハイマーに効果があると思われるβ-カロチンを含む食品
もずく / コンフリー / セロリ / ペポカボチャ / スプラウト / タアサイ / 柚子(ユズ) / ・・・もっと見る
□アルツハイマーに効果があると思われるPS(ホスファチジルセリン)を含む食品
牛肉 / 落花生(らっかせい) / 大豆 / ・・・もっと見る
□アルツハイマーに効果があると思われるポリフェノールを含む食品
エルダーベリー / 烏龍茶(ウーロン茶) / クランベリー / シャンピニオン / 米 / ココア / さつまいも / ・・・もっと見る
□アルツハイマーに効果があると思われるレスベラトロールを含む食品
落花生(らっかせい) / ぶどうの果皮 / ぶどう(葡萄) / ピーナッツ / 赤ワイン / ・・・もっと見る
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