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イオウ(硫黄)   Sulfur いおう 含硫アミノ酸  効果、食品

イオウ(硫黄)

イオウ(硫黄)【概要】

  • イオウ(硫黄)はメチオニン、システインとして様々な働きを行う。
  • イオウ(硫黄)は髪の毛、爪、皮膚、及び肝機能において重要な働きを行う。
  • イオウ(硫黄)が不足することはあまり無い。

イオウ(硫黄)はアミノ酸の構成要素として、体の組織をつくる重要な栄養素です。イオウはカルシウムリンに次いで体内に多く含まれる必須ミネラルでもあります。

ほかの元素と結合していないのがミネラルですがイオウは例外です。タンパク質の成分であるシステインというアミノ酸に含まれているからです(いわゆる含硫アミノ酸です)。食べ物からとるときは魚や肉、牛乳などのタンパク質の豊富な食品からとり入れています。

イオウ(硫黄)の効果・効能

イオウは髪の毛、皮膚の健康に不可欠な成分です。髪の毛や爪、皮膚の角質における主成分はケラチンというたんぱく質ですが、このケラチンを構成するアミノ酸は何種類もあります。その中の14~18%を占めるのがシステインです。イオウはこのシステインを生成する成分となっています。髪の毛を燃やすと硫黄臭いのはそのせいです。

イオウはこのタンパク質の成分として皮膚を強くし、髪につやを与え、健康的な爪をつくります。また、軟骨や腱、骨などの成分にも、イオウが含まれています。肌荒れなどのトラブルに有効で、医薬品の皮膚クリームや軟膏にもイオウが含まれています。

イオウのもう一つの重要な効果・効能はエネルギー代謝です。食べ物からエネルギーを取り出すとき、酵素が必要です。酵素をはたらかせる役割を担うのが補酵素です。イオウはビタミンB1パントテン酸と結合して補酵素(コエンザイムA)となり、糖質や脂質の代謝に働いています。地味ですが体にとっては欠かせない仕事です。

さらにシステイン同様、イオウを含むアミノ酸としてメチオニンがあります。このメチオニンは体にとって重要な成分です。既述のシステインもメチオニンが肝臓で変化したものです。このメチオニンは肝臓において解毒や有害ミネラルが蓄積されるのを防いだり、胆汁分泌を助け、血中コレステロールの調整をしたりと、多くの重要な仕事をこなしています。アレルギーの元となるヒスタミンの血中濃度の調整なども行なっています。

イオウ(硫黄)が不足すると(欠乏症)

イオウはタンパク質食品さえしっかりとっていれば不足する心配はないので、所要量は定められていません。

イオウの欠乏症は知られていませんが、イオウが不足するとメチオニンの生成に支障がでる可能性があります。メチオニンが不足すると皮膚炎、シミができる、爪がもろくなる、抜け毛、関節が弱る、解毒力が低下するなどの症状がでる恐れがあるとのことです。

イオウ(硫黄)の副作用・注意点

イオウの副作用・注意点等は特に報告がありません。食品でイオウを摂る限り、過剰症の心配も無いとのことです。しかしサプリメント等で大量摂取した場合はめまい、嘔吐、血中葉酸濃度低下、動脈硬化などの症状がでる恐れがあるとのことです。

イオウ(硫黄)の効果があると思われるもの

イオウ(硫黄)には以下のような効果・効能が期待できます。

■イオウ(硫黄)が含まれる食品例

イオウ(硫黄)が含まれる食品には以下のようなものがあります。

たら(鱈) / 牛肉 / 牛乳 / 卵(たまご) / 
■イオウ(硫黄)についてもっと調べる
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