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ピクノジェノール   pycnogenol ぴくのじぇのーる  効果、食品

ピクノジェノール

ピクノジェノール【概要】

ピクノジェノールとはフランス海岸松からとれた松樹皮エキスのことで、ピクノジェノールという名前はホーファー・リサーチ社(スイス)が商標登録した商品名です。

同じフランス海岸松の松樹皮エキスの商品にはフラバンジェノールというものもあります。

ピクノジェノールの有効成分と効果・効能

フランス海岸松はフランス南西部の大西洋沿岸だけに生育する松です。1年のうちのほとんどが晴天という気候のもとで強い紫外線にさらされるため、自身を守るために樹皮に多くの抗酸化物質をもつようになったと考えられている。

この樹皮からの抽出物に含まれるフラボノイドが、抗酸化作用を発揮するとして注目されている。

フラボノイドは一定の化学構造をもつ成分の総称で、主に野菜や植物から多く発見されており、抗酸化作用があることが知られている。

ピクノジェノールに含まれるフラボノイドの中でも注目されるのがプロアントシアニジンという成分です。

プロアントシアニジン自体は無色だが、酵素反応によってアントシアニンになると赤色を発色する。

プロアントシアニジンは抗酸化物質として注目されており、ある研究では、プロアントシアニジンの抗酸化作用はビタミンEの50倍、ビタミンCの20倍という結果も出ている。

活性酸素は、私たちの身体がエネルギーを作る過程で発生するものだが、紫外線やタバコの煙、過度のストレスなどによって活性酸素の発生をさらに促してしまう結果になっている。

また活性酸素は、血管内のLDLコレステロールを悪玉の「酸化LDL」に変え、血管壁にたまる原因を作るなど、動脈硬化やガン、心臓病、脳卒中、高血圧など生活習慣病の一因にもなる。

ピクノジェノールは、最近の研究から、月経困難症、生理痛、子宮内膜症、更年期障害など女性特有の症状を改善する働きをもつことも報告されている。

さらにピクノジェノールには紫外線から皮膚を保護し、シミやしわ、そばかすの発生を抑える効果もあるとされる。

ピクノジェノールの摂取方法と副作用

ピクノジェノールの1日の摂取量の目安は、体重1kgあたり1mgといわれる。

副作用はほとんどみられないが、松に対するアレルギーがある場合、ごくまれに発疹などの症状があらわれることもある。

ピクノジェノールの効果があると思われるもの

ピクノジェノールには以下のような効果・効能が期待できます。

■ピクノジェノールが含まれる食品例

ピクノジェノールが含まれる食品には以下のようなものがあります。

松の皮 / 
■ピクノジェノールについてもっと調べる
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